8月20日
高速に乗って 約2時間。
高槻にある病院へ行ってきました。
この病院は
色んな分野を得意とした先生が
沢山おられるようです。
グループ病院もいくつかあるので
前日に、眼科を受診したい旨と
眼科の先生が どの病院におられるのか
確認の電話をしていました。
病院に到着後
受付を済ませ、待合で待っていると
名前を呼ばれたので、診察室へ。
診察室に入ると、
私の目の前にいたのは
確実に若い
色白で頼りなさそうな
短身痩躯の優男風な先生。
一瞬、
「えっ…
こんな若い お兄ちゃんが診るの…?」
って思ってしまいましたが、
診察していただくと
落ち着いた丁寧な先生で、
物腰もとっても柔らか。
今までが、
こちらの話を
きちんと聞いてもらえる とか
詳しく説明してもらえる
っていう環境ではなかったので
じっくり話を聞いてもらえるだけで
感激してしまいました。
この若先生に
モニカが白内障にかかってから
今までの経緯を全てお話し、
今使っている目薬を伝え
ついでに皮膚の薬と
アレルギー検査の結果
先月受けた血液検査の結果
と全てを渡しました。
一通りの説明を終えると、
「今まで、7種類も点眼しとられたんですか…」
と、ちょっと驚かれた様子。
眼を診ていただき、眼圧の計測。
「左眼 8、右眼 22……
表面に傷はないですし…
右眼、緑内障ですね。」
思わず、
「うそ…っ」て声に出してしまいました。
この時の衝撃は
今でもよく覚えています。
「左眼も半年以内に発症する確率が
高いです…
眼圧って、左右のバランスが大事で、
一方が高くても、もう片方が低ければ
大丈夫っていう訳ではないんです。
正常な方の数値の3割増くらいまでが
許容範囲です。
この子の場合、左眼の8に対して
右眼22と 約3倍の高さですから、
とりあえずは眼圧を下げるように
しましょう。
傷もないので、今の目薬は意味がないし
全部やめましょう。
この後、いくつか やっておきたい
検査があるんですが、いいですか?」
えっ?
検査するのに
いちいち許可を取るんですか?
今までは、特に何も聞かれず
さっさとやられてましたけど?
えっ?えっ⁇
私、意味のない目薬をさし続けてたの?
「緑内障」宣告で
先制パンチを食らっている私は
ただ ただ茫然…
先生は普通に続けます。
「眼の裏側を見る検査です。
普通は薬で虹彩を開いてから
診るんですが、その薬を使うと
眼圧が上がってしまうので、
エコーで調べてみます。
あと、隅角の検査です」
検査はもちろん、お願いします。
「検査に少し時間がかかります。
もし、お時間がないようでしたら
お預かりして、夕方にお迎えに来て
いただいても かまいませんが?」
いや、時間はあります。
何より、こんな精神状態で
夕方まで待つなんて無理です。
待たせていただいてもいいなら
待ちます。
と伝えると、
「わかりました。
では、急いで検査してきますね。」
と言われ、モニカは検査室へ
連れて行かれました。
私は待合で待たせてもらいました。
待合のソファーに座った瞬間
張りつめてたものが切れたのか
じわーっと涙が出てきてしまいました。
部屋の隅で
ズーズーやってしまいました…
モニカを待ってる間は
何も考えられなくて
ぼーっとしていました。
時間の感覚があまりなくて、
長く待ったような気はしませんでした。
検査を終えたモニカが戻ってきました。
モニカと一緒にしばらく待っていると
名前を呼ばれたので、再び診察室へ。
エコー写真とパソコン画面を見ながら
説明を受けました。
エコー検査の結果、
幸い網膜剥離は起こしていませんでした。
右眼の瞳孔が開きっぱなしに
なってますが、物が飛んで来ると
瞼を閉じるので、見えているでしょう
とのこと。
視神経も今のところ問題なく
とりあえずは安心しました。
人工レンズを入れている裏側
(水晶体の裏側?)
って、本来はゼリー状らしいのですが
モニカは それが ほぼ液状らしいです。
あと、隅角異常もありました。
これは、白内障の手術を受ける前にも
調べてもらっていて、その時に
隅角が狭いので房水(?)の排出が
うまくできず、緑内障になるかも
と言われていました。
若先生いわく、
コッカーの約9割の子に
この隅角異常があるそうです。
もう、ここまでなると
モニカの場合、なるべくしてなった…
という気がしてしまい…
もともと、先天的というか
遺伝による疾患を沢山持っている、
と思われるモニカ。
おまけに白内障、緑内障は
コッカーは好発犬種です。
悲しいけど…
悔しいけど…
受け入れるしかないんですよね。
若先生によれば、
モニカの今の状態は
緊急に何か処置をしなければならない
という状況ではないので
点眼で眼圧を下げるという方法で
様子を見ることになりました。
この日処方された目薬は
トルソプト。
1日3回の点眼です。
でも、点眼を続けていくうちに
耐性ができてしまい、
この薬も効かなくなってしまう日が
来るそうです。
点眼が効かなくなってしまうと
手術をしないといけなくなると言われ
テンパった私は
「しゅじゅちゅ ですか⁉」
って、思いっきり噛みました…
しまった‼という表情をした私を見て
優しく微笑む若先生。
………。
惚れてまうやろ。
弱ってる時に その笑顔は罪ですよ、先生…
(バカ言ってる…)
もし、手術となると
どういったものになるのかという
説明を受けました。
(手術内容はまた後日書こうと思います)
そして、もう1つ
若先生に
「この子はドライアイですか?」
と聞かれました。
ギョロ目なので
乾きやすいと言われた事はありますが
何で そんな事 聞くんだろうと思っていたら
「オプティミューンとヒアレインも
あまり意味がないかと……」
って……
えぇぇーーー!
またしても
意味のない点眼をしてたんですか?私。
オプティミューンとヒアレインは
角膜ジストロフィーが出てきた時に
処方されたんですけど…
この薬で涙を出して
角膜のターンオーバーを促し
ジストロフィーを薄くするって…
「右眼は もう1ヶ月以上
オプティミューン 使ってないんですよね?」
そうです。
びらんになってから
先生に辞めるよう言われたので
使っていません。
「1ヶ月以上使ってなくて
これだけ涙がしっかり出ていれば
必要ないと思います。
あの軟膏、高いですし。
ジストロフィーは、
白内障手術の後、炎症を抑えるために
おそらく強いステロイドを使ったと
思います。
その副作用で できるんです。」
そうなの?
そんな事、初めて聞きました。
こんな事 思いたくないけど、
今まで無駄な事をやり続けてたって事?
右眼の充血が引かなかった時点で
引き下がらず、もっと先生に
食いついていけば良かったのか?
ジストロフィーも
先生は薄くなってるって言ってたけど
私、本当は そう思ってなかった事、
先生のご機嫌伺って聞きたい事も
飲み込んだ事。
何やってたんだ、私…
もう、色んな思いが渦巻いて
どんよりしてしまいました。
最後に、ついでなので
皮膚も診てもらいました。
モニカの皮膚の状態は
典型的なアレルギー症状らしく
この年(6歳)になって出て来るのは
珍しいそうです。
だいたい、3歳までに出て来るそうです。
持って行った飲み薬を調べていただくと
ここまで酷い症状が出ているので
この薬では弱くて効かない
と言われました。
眼の事があると、
使える薬と使えない薬があると言われた
と伝えると、皮膚の飲み薬とは言え
眼に全く関係ないとは
やはり言い切れないそうです。
でも私が、
どうしても痒みを取ってあげたい
ソファーに顔を擦り付けたり
脚で激しく掻いたりするので
また角膜に傷がつかないか不安
と言うと、ステロイドの飲み薬を
処方してくださいました。
今は眼に傷もないし
とりあえず、
いったん落ち着かせましょう
とのこと。
こちらには 皮膚に詳しい先生も
おられるようなので、
安心だし、眼の通院ついでに
皮膚の診察もお願いしようと思ってます。
私が、
こちらの病院は
セカンドオピニオンで来た
と最初に言っていたので、
若先生が、
「どうされます?
続きは箕面の先生に
診てもらいますか?」
と、おっしゃったので
いいえ!こちらでお願いします‼
と伝えると、若先生は真剣な顔で
分かりました、と。
先生、
モニカの事、頼みますよ。
はじめは、大丈夫か?
って思ったけど、話をしていると
しっかりと知識もお持ちのようだし
優しくて丁寧だし…
私、先生の事 信頼していいんですよね?
私はこれからのモニカを
この若先生に託す事にしました。
点眼が効いて眼圧が下がっているか
確認をしたいので、明日 もう一度
来て下さいと言われました。
どうか、
これで落ち着いてくれますように…
そう思った1日目でした。